受刑者に対する矯正処遇

家族03少年刑務所は、少年受刑者を収容するための刑務所で、未成年~満26歳未満の男子が収容される施設です。収容される者が若年のため、刑期中に行われる矯正教育の効果が得られやすく、更生の可能性が高いと期待されるため、一般の刑務所に比べても、受刑者に対してはより教育的な処遇を行うのがふさわしいと考えられています。この考え方により、少年刑務所においては①刑務作業指導②改善指導③教科指導の3つを柱とした矯正処遇が行われています。

 
①刑務作業指導は、規律ある勤労生活を送らせることによって健全な肉体と精神を養い、集団の中で社会性を身につけさせたり、社会復帰に役立つような資格や職業的技術を取得させたりという目的のもと行われています。その内容は炊事洗濯から製品の製造・加工や情報処理技術の習得など多岐にわたります。

 

②改善指導とは、受刑者に自らが犯した罪への理解・反省を促し被害者の感情を考慮できる視点を養ったり、薬物依存からの離脱指導や交通安全指導などを個々のケースに応じて行います。面談や日記指導などを通しての情操教育的な指導です。

 

③教科指導とは、一般の学校教育と同様に国語・数学などの教科を学習させる指導です。専門の教育担当を配置するなどして、中学~高校レベルの学力の習得を目指します。一般教科以外に簿記などの通信教育を受けることも可能です。

 

 

このように、少年刑務所においては、少年の更生・社会復帰に最も重きを置いた視点から、より教育的な処遇が行われることとなっています。

 

 

 

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